NCTどり〜む推しでも曲の好みは断然いりちる❕
ということで「NCTの音楽について長文で語る会」第一弾はNCT127タイトル曲縛りで行きたいと思います。
↓参考までにすきランキング↓
- チェリパム
- 無限的我
- 英雄・touch ← ay-yoが食い込んできそう
Superhuman、Punchあたりも曲的にはめちゃくちゃクオリティ高いと思うけどやはり「クオリティの高さ」と「好き度」は直結しませんね。。
Fire Truck (2016)
サビの概念
この曲の「サビ」ってどこだと思いますか?
そもそもサビってなんですか?定義をWikipediaから引っ張ってきました。
大衆音楽における楽曲の聞かせどころのこと。
「しばしば曲中で最も印象的な部分になる」
「特に曲の最も盛り上がる部分を指すことが多い」
個人的には0:54〜のドロップ部分が所謂"サビ"って部分だと思うんですよね。
サビで歌詞がなくなるダンスミュージックは世の中にたくさん存在すると思うんですけど、(それこそKPOPでもFantastic babyとか)
- "サビ"のメロディをここまで削ぎ落としている"ポップス"の枠から外れた楽曲
が
- 大手芸能事務所が輩出するアイドルのデビュー曲
として選曲されたという過程まで評価されるべき楽曲だと思います。
シンプルな構成の割りに。。
ソバンチャは至ってシンプルに
「「「ファーレ♭ードーファー」」」
というモチーフでほとんどが構成されている楽曲なんですよね。
- イントロ:歪ませたベースでファーレードーファー
- Aメロ:ベースでファーレードーファー
- Bメロ:歪ませたベースでファーレードーファー
- サビ(ドロップ):ベースでファーレードーファー
↑というように、ずっと同じ4音が流れています。
4音しか聞こえないのに退屈にならない理由はなんなのか考えてみたんですけど、以下の3つの理由があるのかなと個人的に思いました。
- アレンジが上手い
モチーフに装飾が加わり↓のようになります。(その他細かい音はありますが)
- イントロ:歪ませたベース
- Aメロ:ベース・リムショットぽい音・控えめキック +後半から刻まれる八分音符のクラップ
- Bメロ:歪ませたベース・スネア・プラックシンセ
- サビ(ドロップ):ベース・高音シンセ
- サビの落とし方が上手い
↑にも記載したようにBメロでプラックシンセ鳴ってますが、サビに近づくにつれてリバーブが掛かっていることでサビで落ちた時の尖鋭的なサウンドが一層際立っているのかなと思います。(+Bメロではモチーフの音と少し音域被ってたのかな?)
こんなにもサビで解放感と緊迫感を出せているのでモチーフのベース音の作り方も少し変えているのかな。。私の耳ではわからないが。。 - Cメロ〜ビルドアップの存在
SMはほんとにっ!Cメロで人の心を掴んで離さないんだからっ!
ソバンチャもしっかりCメロで"落ちる"というか、雰囲気がガラっと変わってボーカルを魅せてくる構成してるんですよね。
加えて特筆すべきは、Cメロ入る前・Cメロ入ってから・Cメロ終わってからと永遠にビルドアップし続けている点だと思います。
ラスト盛り上がりまくって終わるから物足りなさがない。
Limitless (2017)
この曲聞くとポケモン思い出すのは私だけでしょうか。。?
精緻で丁寧な音作り
- イントロ
- Aメロ
- ボーカルが入ってきた部分でビートが消えてベースとボーカルのみになりますが、この部分でのボーカルの処理がまた良くて。。立体的なんですよ。
- そしてテヨンの「お゛〜〜〜」っていう歌唱法がデビュー2作目とは思えない消化力でさすがです。
- Bメロ
- この一気に視界良好になった感じね!!!!!好きすぎる。地味に1番のBメロの入り方が無限的我の中で一番好きな部分かもしれない。ジェヒョン特有の声質・リズムの使い所が上手いことに定評があるSMエンターテイメント。
- この一気に視界良好になった感じね!!!!!好きすぎる。地味に1番のBメロの入り方が無限的我の中で一番好きな部分かもしれない。ジェヒョン特有の声質・リズムの使い所が上手いことに定評があるSMエンターテイメント。
- サビ
- ほぼ8分音符で刻まれるリズムとは対照的に高低の行き来が激しいメロディ。
- ↑の叙情的なメロディに乗ってくるチキチキハイハットとストリングスが良すぎる。
- Cメロ
- 全体を通して段々と重厚になっていくハモ・バックボーカルがさすがSMとしか言いようがないです。こんなにごりごりトラップベースの楽曲でさえもボーカルを魅せてくる。入れ方(場所)もボーカルの重ね方(音色)も計算され尽くしている。
- そしてボーカルの魅せどころと言ったらCメロですね。声質が豪華すぎる。
Cherry Bomb (2017)
さすがSMッおれたちにできない事を平然とやってのける!そこにシビれる!あこがれるゥ!
- イントロで優勝
- パリッパリッ。エフェクトかかったボーカルの強烈な出だし。
- ↑からの重すぎるベースに痺れる。
- ファ#ファミレ〜というモチーフが不穏で天才。
- Aメロ
- 歪ませたベースの存在感よ。。
- 途中から入ってくる低いサイレンみたいな(ドップラー?)シンセも不穏すぎ!
- マークのソロパート
- ラップやばい。
普通長くても4小節くらいじゃないですかパート割り。8小節!!!!!
最後の上がってくストリングス、天国へのお迎えですか?
- ラップやばい。
- ラスト
- 上記好きランキングで1位に挙げたとおり、イリチルのタイトル曲の中でチェリパムが一番好きなんですけど"パフォーマンス込みで"な気もします。マークのソロパートでみんな倒れる振り然り。。
- ラストの足開いてくとこ+テヨンセンターのところ好きすぎる。トニーテスタに感謝。
TOUCH (2018)
天使にラブソングを・・?
- みんなで肩組んで手拍子しながら大合唱したいよ。。
- 突っかかるようなリズムがクセになる。
- Aメロ優しすぎる。和音とコーラス。
- NCTのポップスみが強い曲ってサビでボーカル重ねることあっても"後ろの音"の一部として処理されるようなことが多い気がするんだけど、touchのサビは"斉唱(あるいは合唱)"みたいな構成・ミキシングをされているような気がします。ハモを聞かせる的な。
- Cメロのベースがこりゃまた最高ですな!ストリングスも。
Regular (2018)
Billboadに魂を売ったSM
- 流行の(cf.タキタキルンバ)ラテントラップベースの音・リズムで完全に"洋楽"に擦り寄ってしまっていて何も言及することがない。
Simon Says (2018)
やっぱりリパケしか勝たん
- これってイントロもしかしてハカを引用してるのかな?
SM、ハカのこと大好きじゃん。。 - Simon Says〜という英語圏における子供の遊びを題材にしているところがやっぱりSM好き!ってなるポイントでもありますよね。
個人的にSimon Saysに日本でいう「かごめかごめ」的な怖さを感じますけど、子供の無邪気さと得体の知れない恐怖って表裏一体なんだなって。
歌詞にBless me, achooって入れてきたり、欧米市場向けなのは前作から相変わらずですが、要素の取り入れ方にセンスを感じます。 - ずっと不穏なのに最後グロッケンみたいな可愛らしい音でサビのメロディ刻むところが好き。より不穏で。
Superhuman (2019)
何故この曲が第2のウルロンとなれなかったのか
- イントロから最高ですがな。
最高なハモリ!!!からの最高なベース!!!からの最高なキーボ!!!- Aメロの後半から入ってくるファンキーなギター!!!
- Bメロ〜〜〜ハモ〜〜〜〜〜〜
- サビっっっアンチドロップしてるぅ???!!!
- Bメロ〜〜〜ハモ〜〜〜〜〜〜
- Aメロの後半から入ってくるファンキーなギター!!!
- Superhuman、僕らの16bit戦争みたいな音使ってますけどこういう曲のジャンルはなんて言うんでしょう?チップチューンの一種?ぴこぴこした音を使っている曲、もっと聞きたい。。
英雄 (2020)
歴史に残る神曲きました
- オーディション番組で永遠に擦られていることからも(=実力を披露しやすく場が盛り上がり単純にかっこいい)わかる通り本当に神曲。
- ↑の理由はコレオを除くとやっぱり「にゅってぃ〜ん」と「ぶるっすり〜」の語感の良さでしょう。
- ↑に加えて強烈なイントロがそのまま後続リフになっている。
歪んだベースの音作り凄くない?ボコーダー? - ↑に続いてAメロがやばい。ビートが消えてピアノとおしゃれベースとボーカルだけになるとこ。クセになりすぎる。
- ↑そして最後のビルドアップね。解放くるか?と思ったら着地しない。ビルドアップが終わらない。もはやビルドアップしながら終わる。だからライブとかでもめっちゃ盛り上がる。
これを毎週音楽番組で聞けてた2020年まじでとんでもないな。。 - ブルースリーの名前借りてるけどちゃんと(?)叫び声もサンプリングしてるところがリスペクト感じるよね。
Punch (2020)
飽き性な自分にとってはちょっと物足りない
- ゲーム音のようなアルペジオが印象的なモチーフとなっている楽曲。
- Hot hot hotのウィスパーボイスが特徴的!
- ピアノが入ってくるBメロ、SMっぽすぎるw
- サビのメロディが闘志を燃やす。上述のハカじゃないけど、戦闘に向かう掛け声のように聞こえる。何故だろ。すき!
- ブリッジ部分のトランペットっぽい?シンセみたいな派手な要素・展開があったら飽き性の自分でももっと楽しめたかも。
Sticker (2021)
SMって変態だから。。
- まずイントロから使われている笛のモチーフが変態。
- Bメロ(?)でバックの音が何にもないのに"歌"って感じの歌を歌わせてくるところが変態。
- その後続いて入ってくるピアノが変態。
地球の言葉でL・O・V・Eって何。 - B'メロ(?)のストリングスとコーラスが変態。
- 2番入る前の繋ぎのCメロ(?)も変態。曲構成何?
- 全体的にボーカルディレクションが変態。
Favorite (2021)
意外とスルメ曲?
- ハミングが印象的!
127のタイトル曲ってFavoriteのハミングとかPunchの囁きみたいに毎回おっ!ってなる要素があるから最高。どりむにもそういう曲をくれ。。 - リズム感ないからすっごい拍取りにくい。
サビ前の空白と口笛みたいなモチーフが入るタイミングとサビメロディの始まりタイミングのせいで。
2 Baddies (2022)
Regular並みに刺さらない
- 潰したベース?みたいなシンセのリフとテイル→悠太パート(내 삶은 나를 위한 고속도로 ay Fill up the tank pour that gasoline on me rah)が良いですね。
あとジェヒョンとジョンウは器用だね。ジェヒョンのラップ良すぎ。
Ay-Yo (2023)
やっぱりリパケしか勝たん!!!
- ジェヒョン優勝曲です。
2番、ジェヒョンの粘っこい声質とボーカルディレクションが最高すぎる。 - 出だしのメロディ(Are u ready)がインパクトあって好きすぎる。
サイレンっぽい音とマークの呟きが聞こえるイントロも普通にかっこいい。 - Bメロのピアノと細くて高いシンセが不穏すぎて大好き。
- サビの누가 내게 맞서 와のところのメロディとベースによる裏メロが良すぎる。
- ブリッジパート、SMのお家芸ですね。
素人なので音楽理論に基づく楽曲分析みたいなことはできないけどいつか勉強して聞き直したいです。。